2018-08-23更新
インターネットFAXによる海外へのFAX料金削減提案
現在文書の送信はEメールが主流ですが、FAXもまだまだ利用されてます。海外への通信は安くなったとはいえ国内に比べれば高くなってしまいます。
そこで海外へのFAX料金を激減させる方法をご紹介します。
使用条件
使用機器:東芝テック製複合機「e-STUDIO」(他社製品は対応していません)
- 条件1:送信先の国に現地拠点がある
- 条件2:送信先の国に東芝テックの現地法人がある
FAX送信料金の削減方法
システム構成は図1の様になります。
「e-STUDIO」を国内・海外拠点に設置する事で、日本から海外中継拠点まではインターネット経由、海外中継拠点からは電話回線経由になります。このため通信経費が大幅に削減されます。
FAXの送信方法
「e-STUDIO」を社内ネットワークに接続し、メールアドレスを設定します。
「FAX番号@ドメイン名(例: +81354607914 @ifax.tie.co.jp)」
と入力すれば海外中継拠点経由で送信できます。
・東京・大阪から海外中継拠点にはインターネット経由で送信
・海外中継拠点から得意先・取引先・「e-STUDIO」を設置していない拠点には電話回線で送信
します。東京・大阪と海外中継拠点との通信は無料になり、送信国内料金のみの課金で済みます。
海外中継拠点について
国によっては、地域によって国内電話料金が違っているようです。
例えば中国国内の4つの地域、上海・香港・青島・蘇州で国内電話料金を比較した事があります。その結果地域によって50%以上の開きがありました。
中継拠点は対象国の国内電話料金を比較して選ぶ事をお勧めします。